ー資料室ー
きゅう…また犠牲者が出ちゃったのぜ…
やんやなのぜ…皆が怪我したり死んじゃうの見たくないのぜ…!
[血の海が広がり、ケーリッヒ乗員が運ばれて行く中
資料室内の兎はただただ嘆いていた
ふと室内に置き去りになっている人狼の男を見付け、男の元へ怯えながらもペチペチと近付く]
人狼さんでもひとりぼっちは寂しいのぜ…
仕方ないから誰かがどうにかしてくれるまで私がここに居てやるのぜ!
[謎のツンデレの様なものを発動しては目の前の遺体にそんな言葉をかけ、すぐ側にちょこんと座っては小さな前足でペチペチと叩く
実際にはホログラムは物理的接触が不可能な為、叩いてる”つもり”でしかない
皆に男の遺体も運ぶようにと告げないのは兎なりに色々察しての事であった*]