― シュタイフェ・ブリーゼ ―[休息から目覚めた後は、他の船員に混じって修繕作業に勤しんでいた──のだが]……はい?[その作業の最中にやって来た一団──『水夜』の船員の一団。……立て続けに向けられた問いに、しばし、ぽかんとしたのは赦されろ、とかちょっとだけ思いつつ]あー、はいはい、落ち着いて、落ち着こう。[ぱたぱた、と手を振って、質問からなんか違う方向に盛り上がろうとしていくのをなんとか止めた]