――関係ねえよ。 大事なものを護るためだったらなぁ。[威厳と鋭い眼光に縮こまりそうな身を奮い立たせ、一歩、二歩と進み出る] じゃあ――行くぜ![一度周囲を見回し、その場の玲緒、ミリアム、ウェルシュ、近くに居るならメレディスへ、視線と力強い声を送り。 俊足でないのは理解しつつも、敢えて自ら先陣を切る。 それはいつか――アイリが盾であるなら、自分はそれよりも更に先を行くと、誓った通りに]