人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

[彼が叫んで短剣を構える>>2:555
炎の精霊が、彼を守るようにして渦を巻く。
息が詰まる。打ちかかられた刃を横に払う。
そして返す刃で突き入れる───]

……っ、は、

[刃が術者の胸を貫くと同時、炎は幻のように掻き失せた。
石造りの城壁であったことが幸いしたのだろう。
炎は、辺りを少し黒く焦がした程度で終わったようだった。
遠目に見れば、時ならぬ灯火が城壁に不意に灯って消えたように見えただろうか]

(26) 2014/04/02(Wed) 01:56:34

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