―1日目・PM10:45・ラウンジ―
[座学と訓練を経てくたくたになった体を何とか鞭打ちシャワーを浴び、でもまだ寝るには惜しい――そう思って館内をぶらぶらとしていた。
たまたま覗いたラウンジに見知った姿>>24が一人]
ヴェルじゃん。まだ寝ねーの?
[相手が手にしていた物体を見て、少し目を瞬かせてから調子のいい笑みに変えて、隣にぼすんと深く腰掛ける。
酒はそれなりに得意だし好きだ。酒場で働いていた時分にかなり鍛えられた]
良いモン飲んでんじゃん。
俺にも付き合わせてくんない?
程よく疲れたし飲みてー気分。
[角瓶をちょいちょいと指先で指し示して]