― 王宮内・廊下 ―[首をかしげた理由は、単純になにしてるんだろう、という疑問。近づいて頬に残った墨の×印>>14>>17に俺は目を瞬かせる。……いや、指摘しないよ?指摘するにしてもスマートに!]いえ、こちらの方に飛んできたので、つい。[それにしても、かわいいなー。]俺の名前はタクマ・ヴァインズ。ヴァイスヴァルト王国とユウレン王国のパイプ役をさせてもらってます。……あなたの名前は?[再び首をかしげながら、女性の名前を聞いた。]