― 翌朝:広間へ ―
[ジェフロイが広間へと降りて行けば、そこにはもう朝食の用意がされていて、フランツがそれを嬉しげに口に運んでいた。
会話を聴くにどうやらオットーが作った物らしい。
用意された数から、多分己も相伴に預かって良いものと判断し、空いている席に座った]
そういや、言い忘れてたんだが、
俺も一応、料理はできるぞ?
作るの持ち回りなら朝担当は外してもらえりゃ嬉しいが。
[そして、形ばかり神への祈りを捧げ、まずスープを口にしてからその場に居る者に話題を1つ振る。朝は避けて欲しいというのは、調子がよさそうなフランツとは真反対に無理やり起きてきました……とばかりの様子が物語っているやもしれない]