人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

 嗚呼、そうでしたね。
 貴方はそういう方でした。

[心当たりのある様子に呆れた声を零すも、それが血を拒む彼の息子だと言うことは理解している。
彼を取り戻しに来たのだろうか。
それにしては随分と本格的だと、冷静な頭が壁を乗り越え、門を切り開いて行く者たちの姿を追いながら考えている。]

 好きに、ね。
 その言葉、忘れないでくださいよ?

 と言っても、私は戦闘向きじゃないですが――ねっ!

[城の主が先陣を切るのはおかしい。
弟君は彼の安否が心配だろう。
それならばと、ひらりとバルコニーを飛び越え、二階から飛び降りた。]

(26) 2014/02/19(Wed) 00:24:50

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