(……兄?)[自身も釣られたようにその方向を振り向いた。 赤い髪の青年>>20が視界に入って] ――火の力?[故郷にはない力の気配がした。 青年、というより傍らの精霊らしきものからか。 少し警戒するように見つつ、道を開けるように数歩横へずれる*]