人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


霊亀眷属 クリフ

― 天上宮・城下 ―

[志願者が集う刻限は翌朝。
 それまでは祭りを楽しんでも良いとノトカーの許しを得て、城下の賑わいへ足を踏み入れた。
 祭りの出店や、天界中から集ったかのような市の品々に瞳を輝かせたりして、あちこちを巡る。
 財布には限りがあるが、それでも見ているだけでも十分といえるほど、この場には様々なものが溢れていた]

[そんな中、視線が見覚えのある朱色に留まる>>19]

 あれは……?

[かつてこの地を訪れた時に言葉交わした人物と、その姿はよく似て見えた。
 美しい天上宮の光景と共に、次代の守護者となる自分を後押ししてくれた言葉。
 その記憶を蘇らせながら、足をそちらへと向けた*]

(26) 2018/01/28(Sun) 22:13:38

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