[首を傾げながらのパメラの言葉(>>23)には笑顔で頷き、]
おうおう……そっかい。
そういう気分になることも、ま、あっだろなあ。
ま、頑張れ若ぇの。
[うむうむと頷き。自分も年老いているという年齢にまだ遠いのだが。
どうもこの島の若者に対してはこういう態度を取ってしまう。
子供扱いを厭われることも多々あるが、直すつもりはないようで。
「昔」という単語に自分もわずかに昔を思い出す。
大陸に居た頃の自分は本当にギラついていたが、今の自分は本当にずいぶん丸くなったものだと思う。パメラや他の住人がどの程度気づいているか、それはよくわからないが。
そう昔を回想しているとパメラがボートに来たので、ボートの上においてある網を誇らしげに示すと]
おう、見ての通り漁の帰りだ。今日もみんなに美味しい魚を届けるぜ。
[そこまで言い、そしていつものように]
そうそう、嬢ちゃん腹は減ってるかい。
[暗に、捕れたての魚を食べたいか、という問い。この男は魚料理に関してはそれなりの腕で、島の住人に振る舞うことも多い。承諾すればボートの調理器具で魚を捌き始めるだろうし、断るならば魚を持たせる、というのが彼のいつもの行動である]