……この地には、魔に属する存在であったが神の恩寵に触れ、正しい道を選び進むことができた者も多数存在するよ。彼らは皆、祝福された存在として新たな日々を過ごしている。自由で在れ、という事と、神に従うことは決して相反してはいない。[そこまで伝えると檻の前に膝をつき、揺らしたことで綻びが起こっていないかを確認。問題がないと判断すると、そのまま背を向け、部屋を出て行った。]