―裏口―[辺りを見回すオットーの姿>>23を視界の端に捉えつつ。ニクスの低い唸り声>>22から、不可思議ではあるものの、白毛の狼が誰であるかをぼんやり悟れば] ――……うん…。[ゲルトの呟き>>24に、何処か現実感の薄いまま、ぼんやりと頷いて。目の前の景色が滲み潤む様に、琥珀を瞑った。終り……もう誰も、失われない。けれど――…誰も何も、還らない。銀嵐の前の、笑顔も幸せな日々も、戻らない、から…]