[緋色が遠ざかるのを見送った後、一つ、息を吐く]……ってぇ……。[口をつくのは、掠れた呟き。初手で裂かれた腕と、影竜との同調が与える痛み。けれど、まだそこに囚われるわけはいかぬ、と。意識奮い立たせた所に届いた声>>24に、ぶん、と一度強く頭を振った]