頃合いが来たら鐘を鳴らしましょう。 約定通りに。…それで、いいですね?[ 民が讃美歌を聞く前に 国を弔う鐘を鳴らす話。 実現する日が何時になるのやらは 絵描きの娘の手に一時委ねられ 娘自身も未だ目途のつかないまま。 知らず知らず服の裾を握り締めていた。* ]