[……結局、放っておけないと付いて行ったにも関わらず、
余計にその身を痛めたかも知れないサシャの事を
彼女の祖父に謝罪する機会を完全に見失った。]
凄い怒ってたもんな……
あの爺さんの言わんとしている事も、解らないわけじゃ
ないから、なんと言えばいいか。
[思い出すのは、遠目に見えた怒り怒髪天と言った様子の
彼女の祖父と思しき人物と、完全に言い負かされているサシャの
会話の様子。>>2:217]
でも、怒ってくれる家族が在るって
羨ましいよ。
[ぽつ、と独り言を零して復旧作業の補佐に入って居た。]