「ああ、争いは理由のひとつですけど、それだけじゃあありません」[憤り込めて見つめる蒼に、返す口調はやっぱり軽い。>>23]「そもそも、あんたさんたちの存在が『混沌』ですからなぁ。 ……主にとっては、認められんモンなんですわ。 あー、ここらのあれこれの説明は、別料金になりますわー。 知りたいんやったら、自分、黙らせてもらわんと、割に合いません」[軽くはあるが、勇者を、その手の剣を見やる視線は、冷たいもの。**]