[>>7自分を捕まえていたカレルの手が離れる。ごめん、という声音は全く普段の明るい彼のもの]あ、いえいえ、大丈夫ですよ。[手合わせでテンションが上がったままだったのだろうと]…………。[>>8カレルに向き直り、続く真剣な言葉を、時折頷きながら聞いた。ベリアンといい、カレルといい、自分のもやもやした迷いを受け止めて、こうして言葉をくれるのは、本当にありがたいことだと思う]