― 午前・宿屋(グレートヒェンの部屋) ―
[ベッドに寝かされた後も呆然としていた。
彼女にすれば1人ぐらい運び込むのは造作もない事なのだろう。この小さな身体にどこまでのパワーが秘められているのか。
再び正気を取り戻したのは唇に柔らかい感触を感じた後。]
んっわふっ…
[唯でさえ謎のモフモフマスターに身体中触れられた後なのに、彼女はケモノの象徴…尻尾と耳を執拗に攻めてくる。]
わぅーー…っひゃふ……。
はっ!…ふーーー。
[尻尾の付け根に強く刺激を与えられれば、ビクンと腰が大きく仰け反る。
正気と朦朧とした状態を何度も繰り返して。
彼女に愛を囁かれ、離れた唇が再び近づいてくれば。
…抵抗はしなかった。
今度のキスは深い…舌を絡めあうほどのキスだったかもしれない。]