― 昼下がり ―
[ あの後皆は烏の言う事になんと反応しただろう。
信じる者が多いにせよ少ないにせよ、自分から言い出さねばならない。
それがうさぎたちを守る事になるなら。
けれど、朝その事を告げる勇気はついぞ出ず、
またローゼンハイムの悪戯だと信じたい気持ちもあり
躊躇いながらゲルトの誘い>>23に乗ったのだった ]
……分かった。
全ては回りきれないから要所要所を探す事になるだろうが。
[ 小屋にまだ残って居るようなら、ルートヴィヒ、マレンマ、リヒャルトに小屋の皆を宜しく頼むと言い添えただろう* ]