― メイン・サロン ―
[ カレルの案内で何とかメイン・サロンへたどり着いたら
そう間をおかず、禿げ上がった頭が見えた。>>0:287 ]
僕もさっき着いたところだ。問題ない。
[ 職業柄なのか線が細いので、
極稀に女性と間違われることもあったが、
大抵は喋り出せば認識の誤りに向こうが気付いた。
もしかするとその手の勘違いをされていたかもしれない。
…… なにせ、連絡は文面のみだったのだから。 ]
以前の事故の時と…それと、
あの時は、…今もか。よく迷子になっていたからね
道案内を有難う。
僕はロー・シェン。考古学者さ。
[ 改めて名乗れば、握手の一つでも求めてから
興味がありそうなら仕事の内容について軽く話をしよう。 ]