―宿―
よう、レジーナ。
いつも悪いな、……ああ、動けなくなる前にって思ってな。
[ジムゾンの肩を借り>>19、たどり着いた宿で女将に挨拶。
大雨・大雪による避難は毎度の事だ。リーザもすっかり慣れた様子>>0:397で、手続きをしてくれる。
ジムゾンにもリーザにも、世話になりっぱなしだ]
ところで、その格好……出かけるのか?
[もっこもっこに服を着込んだ女将の姿は、元の恰幅のよさもあって、まるで雪だるまのよう。
顔に出たのか、じろりと睨まれた。
山間は日が落ちるのが早い。加えてこの天気だ]
まあ、気をつけてな。
冬眠しているから獣に襲われる心配はねぇが、雪も降りそうだし。