人狼物語−薔薇の下国

345 バードケージ・ブレイカー


翡水 ローレル

― 川の辺 ―

……あ。

[見上げた空に、影ひとつ。>>19
三年前に連れてこられた、濃い藍色の翼の主]

今日も、かな。

[彼がそこで何をしているのか、問うた事はない。
聞いてはいけない、という、本能的な忌避感があるから。

以前、同じように毎日高い場所に登っていたひとがいた。
未だ幼い頃、そのひとに何をしているのか聞いて、答えてもらって。

……その一週間後、そのひとは都市からいなくなった。
世話をしてくれている女性──ここではシスター、と呼ばれている──に聞いたら、『神の使徒となった』と教えられた。
当時は、その意味は理解できなかった、けれど。
今は、何となく理解できているから]

(25) 2015/06/14(Sun) 17:25:50

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