[配給所でツナと卵のサンドイッチ、野菜ジュースのパックを受け取ると、適当に食事が出来そうな場所を探そうと船内をうろうろしていたが]
せっかくだから海を見ながら食うか。
[食料を持って再びデッキの方へ戻る。]
…ここ、良いですか?
[煙草を燻らせて本土の方を見つめる青年>>23に声をかける。]
貴方も観光で?わざわざあんな島へ行く物好きは自分くらいと思っていたら、そうでもないんですね。
[野菜ジュースのパックにストローを刺して、青年の眺める方角になんとなく目を向ける。小さくなっていく本土はどこか不安気にこちらを見送っているように見えた。**]