わたしも、またおにいちゃんに会えて嬉しいです。[共に暮らす家族へ向けるにしてはおかしな言葉である事に、少女は気付かない。] 正直言うと、ちょっとだけ不安でした。 初めて来る場所なのに、わたし一人しかいないんじゃないか……って思ったから。 おにいちゃんが居てくれてよかった……。[心底ほっとしたように笑みを漏らし、ジムゾンが拒まないなら手を繋ごうと自身の小さな手を差し出した**]