[ねぎらいと眠りに誘う声>>20を傍らで聞きながら一度コンラートへと視線を戻して、また伏せる。] ――…ん。[オズワルドの声>>21に短く一音返すけれど涙まじりの音色に釣られるように彼に視線を向けた。] それだけで――…、よかった、とも思う。 生きていて欲しい、と願っていたから。[小さく紡いで、続く言葉>>22を聞けば少しだけ困ったような顔で見詰める。] ……そうだね。 ここまで駆け抜けた二人なら、大丈夫、かな。 つらくても、前を向いて、歩んでくれると、信じてる。