……っぅっ……![ぎりぎり身体を引く事はできたけれど、爪は左の肩を捉えて深く切り裂く。紅がこぼれて地に落ちた] んの、やろ……やってくれた、なぁっ![歌を紡ぐ余裕はないが、先の誓いの歌の効果はまだ残っている。下げていた剣を思いっきり振り上げ、残っていた光を弾ける光球に変えて振り撒きながら後ろへと下がり]