おい、六翼の天使。何故俺らが宇宙を目指すことを是としない?お前らはただただ俺らの行動を罪だというだけで、理由を言ってないよな。[唐突な呼びかけ。それはずっと考えていたことでもあった。装甲車の天窓から身を乗り出した状態で、上空にいる六翼の天使を見上げる。運転手は緊張の面持ちで、いざという時には直ぐに出発出来るようにしていた**]