[>>22返された答え。コンスタンツェのように。彼女は人の命を軽くみるくらいには心が壊れていた。数年間、あのお人好し過ぎる牧師の下にいても、そうだった。そして、この姪はそれを知っているはずだった。]そうか。どうにでも、か。[>>23]ああ、上へと行こうか。念のため、気持ちしか差がないかもしれないが、毛布を身体に巻き付けて行こう。階段は煙が溜まっている。駆け抜けるしかないが、足元も見えづらい。充分に気を付けろ。[そういって毛布を羽織る。手元が見えぬようにしながら。]