[一気に話した所為で疲れたか、へなへなと自分のベッドに凭れ掛かる。真理の様子を伺いながら、一息吐いた。] ……何で白いか、 は、[墓地で聞いた声から、俺が白と呼ばれる人狼だということも、真理は気付いているのだろう。] 人狼になった経緯が故意じゃない。 ……だからじゃないかなって思ってる。 母さんである"人狼"を倒すまでは 普通の魔女でもやることだから。[断言は出来ない。自分のことですら推測の域を出ないのだから。]