─ 平原/盾兵部隊side ─『貴殿のような強者にそう言って貰えるとは、光栄だな』[>>14一時の膠着、己に槍を突き立てる相手を見据え、返す。 少しでも消耗させられれば、足止めが出来れば。 時間を稼いだ分だけこちらの勝ち目が増えると信じる己は、対峙する相手にはどう映ろうか。 確かめる術があるかどうかも、知る術は無く。 崩れた均衡、百舌鳥ケファラスの嘴が如き一刺しが己が胸を貫いて。 己の絶命がこの部隊の崩壊の決定打となるだろうと知りながら、最期がこの戦士との対峙であった事自体に悔いは残りはしなかった*]