人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

敵艦に単身で乗り込もうという猛者に失礼は出来ん。それに万一があっても、皇帝扶翼官殿と刺し違えるなら本望ってものだ。
俺は先に来客室に居る。丁重にご案内してくれ。
それと副長、用意して欲しいものがある。

「何でしょう?」

この艦の設計図の写しを一揃い。至急来客室まで届けさせてくれ。

[ 言いつけられた副長が息を飲む気配がした。が、その命令に異を唱えることは既に諦めたようで、疲れたような了解の返事だけが返った ]

(24) 2015/11/10(Tue) 13:30:31

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