― 後日 ―『ほれ、早く使った石を見せんかい』[わきわきと右手を動かす師匠《糞爺》に、ため息を吐きながら、今回使用した4つの石を取り出す。]『フムフム、しっかり魔力は使い切っておるな。……しかし、最後の【>】にうっすらと闇と聖属性が付与されてるのは……。』あぁ、ソレは……[ブツブツと分析・解析をしながらも、魔力の補充をしっかりと行うあたりは流石と言えよう。]『なるほど、魔精霊・黒焔狼がなぁ。……』……師匠《糞爺》、術具を取り込んで闇属性付与してもらう、とかやめとけよ?[ソワリ、とした相手への釘刺しは、しっかりと行って。腕試しは、武人の性質だから、特に釘差しは行わなかった。]