まだそんなこと言ってんのか……。[大蛇との2戦で見せた働きでは不十分だと言うのか。 無論、どちらも常にアイリにリードされながらの戦闘だったのは事実だけれど。 しかし、そんな反発心が湧いたのも一瞬で、アイリの意図が別にあることも、男は既に理解しつつあった。 だから眉を下げた表情になりながら、彼の叫び>>11を聞いて] アイリ![絶えず回復魔法を施し、遂に限界を迎えたように眩暈を起こしたアイリを、腕を掴むようにして引き戻す。 そこに響いたのは、神官長による試練の宣告>>2:345]