【──新たな朝の刻】
…はああぁぁぁあ……
[この村での≪仕事≫は出来ればしたくなかったが、残念ながら唐突に≪依頼≫として舞い込んだそれ。>>7着実に仕事は終わらせたのだが、隠れ家であるこの村で≪仕事≫をするのは好ましくなかった。]
…同期が死ねば昇進は間違いないからヤッて欲しい……ねぇ…腐った感性だけどまあ結果的には彼奴も忙しくなってそれどころでは無くなったし。ある意味で好都合ではあったけど。
[そう言って≪裏≫は<<情報屋 イングリッド>>の家の屋根の上で笑っていた。肩に雪の欠片が落ちてくるのを感じて、ああ、冬だよなとポツリ。]