人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


香草農家 オクタヴィア

― 集会場 ―

[板壁の前、堪え切れず涙をこぼしていたところに、背後から足音が近づいてきた。
 顔を上げれば、そこにあったのは木こりの青年の姿>>13]

 イェンス、くん……。

[膝を着いて話し掛けられたのは、こちらを励ますような言葉。
 けれど何らかの確信を持ったように語られる言葉に、ひくりと肩が震える]

 『人狼』が、存在する?
 あなたまで、そんなこと……。

[信じられない、という思いの方が強い。
 けれどイェンスの表情や人柄から、嘘を言っているとも考えられず]

(24) 2021/08/01(Sun) 16:32:57

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