― 『神魔の領域』・外周の森 ― はいはい、と。[こちらの評に返された言葉には、ただへらりと笑うだけ。>>18距離を離した巫女の姿が木立の向こうに遠のいたなら、ひとつ、息を吐いて] まったく、面倒な話だよなぁ。[ぼやくような言の葉一つ落とした後、自分も歩き出す] てか、そろそろ森を抜けてもよさそうなんだけど、なぁ……。[小さく呟き、歩みを進める。特に宛ない歩みだが、それが胸ポケットに刺した花が導いてのものと知るのはもう少しだけ先の事。**]