―回想・レストランでアデルと(2)―
いえ、確かに自分で撮ることは出来ないでしょうね。
見るからに俺よりも若いでしょうから。
[現地の写真を自分で撮るとなれば自身の年齢でも厳しいだろうに、更に若そうな眼前の男ともなれば尚更のこと。
その後、何処と無く思い悩む様子>>0:332を見て申し訳ないと首を振る。]
縁が無ければほぼ知ることのない星のことですからね。
無理に思い出そうとせずとも。
俺こそ動揺してしまい、申し訳なかったです。
[気になる、との反応が出れば>>0:336多少は表情も和らいだだろう。
この後知ったのだが、どうやら彼は研究員でお偉い学者先生とは微妙に違うのだろうか。
お偉い先生方には粗相の無いよう丁寧に接しろ、と通達が出ていた為敬語を使っていたのだが。]
ならば今度は酒でも飲みながら話そうか。
ここのバーの酒は美味く景色も良い。
と、あもう言ってるががタメ口で話しても良いよな?
[質問の意味をなさない質問を投げ、レストランを後にした。*]