>>20[ 重たい得物を器用に使いこなして、無理のない力の作用で外側へと運ぶ動きだった。力づくで止めようとすれば、かえって無防備となろう。武器ではなく、戦士の動きを注視していれば、次の手は予備武器ではなさそうだった。] 獣のようだな。[ この足場の悪さでは機敏な動きは難しい。相手の突進を受け止めつつ横回転して、相手を雪の上に押し伏せようと試みる。*]