人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


赤銅の射手 ガートルード

― 回想 ―

[それは6年前の事。
 まだBランクだった頃の彼女は、やはり仕事でこの場所にいた。
 単独で動いておれば、耳に飛び込んできたのは、悲痛に思える誰かの声>>11]

誰……?誰かいるのっ!?

[呼びかけながらそちらへ駆けて。
角を曲がったその先に見えたのは、憑依体と、襲われる誰かが風の刃を放つ姿。

けども、次の瞬間には、風の刃の主は弾き飛ばされて。
ぞわり、嫌な感覚が蘇りそうになるも、右の手の自動拳銃が、憑依体の左腕を、次いで頭を正確に撃ち抜いた。]

(24) 2014/05/30(Fri) 23:10:26

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