[別に向かう人の姿>>20>>21に納得し、そしてそのまま後を追うように彼は裏口の方にやってきた。雪に覆われている白い狼。赤錆の色が雪の白に埋もれそうな存在を主張していた。表情は分からないがどこか微笑んでいるような気がする]……。―……?[遺体の近くにいるはずの人間が見当たらない。ゲルトとカタリナから少し離れた場所で、辺りをきょろきょろを見回していたが。やがて雲に覆われた*空を見上げた*]