[それは全てが終わる頃。]ゲオルグさん。[何処か気まずそうな面持ちで語る彼>>19を見上げては、頷く。生きていて欲しかったのは本音だ、しかし少女は怒らない。]ゲオルグさんだって、色んなものを押し込めて…世界を取ったんだって感じたから。謝らなくってもいいの。[幾分か饒舌になったのは、魂のみの存在となったからか。先にイェンスやカークに怒鳴り散らかして吹っ切れたからか、定かではないが、少女の言葉は続く。]庇った、理由―――?