人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

[変容していく姿に、碧が厳しさを帯びる。
人のように立つけれど人ではない、狼を思わせる姿]

 ……そんなになってまで……。

[呪歌うたを、魔法を、排したいのか、と。
問いかけるような余裕は、なかった。
仮にあったとしても、答えはなかったような気がする――というのは、さておき。

思考に囚われた刹那は、十分すぎるほどの隙。
咆哮と共に飛び掛かってきた狼の腕が伸び、爪が振るわれる]

(23) 2020/11/25(Wed) 01:33:34 (tasuku)

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