[光の天使の放った輝きは、
繭に取り付いていた”駝鳥”>>3:207らを払い、
圧されていた下級天使らに力を与えたようであった。
そこかしこで、再び力を取り戻した天使らの反撃が始まっている。
そしてまた、大天使の連れて降り来た下級天使らによる裁きも。
……けれど三対六翼の輝ける大天使は、
今この時ばかりは、人の子の船への裁きを下すことなく。]
その小さき命惜しくば退け、人の子よ。
[やがて人の子らへ向け、放たれるは妙なる天の響き。
その瞳には、小さき人の子は映されてはいない。
二つながらに落ちる小さな影>>11>>16も、また。]