― 眠る間際 ―
[腹も膨れて心地よくうとうとしだした所でロー・シェン起こされて>>21、ぐずぐず言いつつ目を擦り、枕カバーを漁る。
見付けだした一枚を、ぺいっと彼の顔に投げつけた]
…キミが僕を信じたいってわざわざそういったからさ。
信じるなら勝手に信じたら良い。
なのに、わざわざ、面と向かってそう言うのって、なんか、すんごく、胡散臭い。
話し合いに参加して居ないから、誰を疑ってるのか皆以上にわかんない僕にわざわざ伝える事で、僕をてなづけたいみたいだった。
そして、「信じる」じゃなく「信じたい」って曖昧に濁すことで、じぶんはおおかみを知らないから探してる、ってうさぎなら当然な事をわざわざ印象付けて主張したいみただった。
へんだな、っておもったんだ。だからだよ。
…おしまい、おやすみ。
[もう起してくれるなとの意を込めた最後の二言を残して、毛布にもぞもぞ潜り込んだ。
それ以降は揺すっても、名前を呼んでも、知らんぷりを決め込み眠り続けただろう**]