パメラ、パメラ。悲しき眠り姫。 ああ、あんなに美しかったというのに。 ますます、美しさに磨きがかかったようだ。 これ以上美しくなれば、一体どうなってしまうと言うのだい?[目の前の現実。悔しそうに顔をしかめるオットー。そして気が付くのだった。パメラの隣に転がる>>2:397赤黒い薔薇。震える手で、そっと拾い上げる。ぞわり、と本能が囁きかける。] パメラ、君ってやつは。