人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

ルート。
其れは太刀を使う。
闇と月明かりが味方をするぞ、目だけに頼るな。

[言い置いて、向かい合う彼らに背を向けた。
数尺向こうで揺れる、金の髪。>>16
戦に性別を持ち込むような生ぬるい性では無い。幼子でも無い彼女ならば、覚悟の上であろう。なれば。]

では。──『玲桜の燭』、ナネッテ・ナイトレイ。
我が名はガートルート。
四君子が一華、雷華・ガートルート・ミョルニル。

[ざわりと空気が鳴いた。
広がる赤灼の髪に、パリパリと稲妻が走る。
緋色の獣の右手が、首から下げた黒鉄のペンダントへと伸びた。
何かを象った、無骨な鉄の、塊。
それが────大きく、長く、形を変えていく。]

(23) 2015/10/07(Wed) 01:50:28

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