人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

 『お前が俺を王にしろ。』
 『俺の従華として敵を薙ぎ払え。』

[言葉を受け、男は深くこうべを垂れる。
胸に抱く軍帽は、既にどこへと行ってしまったが、代わりに拳を胸に抱き。]

 …御意に。

[思う所はあれど、決して戦と名のつくものを厭うわけでない主。
それは、瞳の輝きひとつ見るだけで、知れる。

その主の挑む戦に、共に戦う者として選ばれたことは、素直に誇りたいと思う。
そこに、どのような想いがあったとしても。]

 必ずや、勝利の美酒を、貴方の手に…――

[誓う言葉は厳かに。
ちらりと脳を掠めた養父の姿は、今は忘れることにして。*]

(23) 2015/10/05(Mon) 16:21:49

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