― 2F・客室 3号室 ―[じわり、妙に蒸し暑い空気を感じながら、闇刈人は深紅を瞬かせる。]……ここは……どっかの客室か。また、変な仕掛けを……今回の試験官の趣味なんかね?[緩く見回しながら、ベッドに腰かける。]……で、アヴェを殺っても終わってない、か。どうせ続きがあるんだろ?「ご名答。それも厄介なのが来やがった。」