[そうしてしばらく話をして、名残惜しいながらに別れることになる]今日は話せて良かった。いつか、貴方の国にも行ってみたいものだな。貴方が我が領に来ることがあれば、勿論歓迎するよ。[敵対する国同士であるが故に国としての交流は少ない。それでも個としての交流は途切れさせたくなかったから、そんな言葉をナイジェルへと向けた][この時の会話があったからこそ、兄にマルールへ、と誘われた時に、躊躇い無く訪問することを決めたのである**]